コミュニケーションのコストと情報の断絶について
実に1年もブログを放置してしまった。それはどうでもいい。
「オタク」は、なぜ話が通じないのか。なんとなく気づいたことがあった。
彼ら(もしくは私も)は、コミュニケーション、つまり他人との情報交換に多くの“コスト”を消費するのではないだろうか。
彼らは往々にして、オタク仲間の間では、ものすごい勢いでトークを繰り出す。しかし、いわゆるリア充……話が通じない人の前では、借りてきたネコのようにおとなしくなる。
なぜだろうか。その理由は「情報交換にかけるコストの違い」にあると考えた。
オタク仲間同士であれば、バックグラウンドは共通している。つまり、情報交換コストを省ける。しかし、「リア充」、つまりバックグラウンドを共有しない人に対しては、情報交換にかけるコストが高すぎて、コミュニケーションが困難になるのだろう。
一方で、「リア充」と呼ばれる集団にも、共通のバックグラウンドがある。つまり、リア充はリア充の中で濃縮化が進むのだ。
異なるバックグラウンドを持つ相手との、コミュニケーションのコストを下げるには、どうすればいいのだろうか。思うに、「経験値を貯める」ということに尽きる。
バックグラウンドが異なる相手と積極的に交流するしかないだろう。オタク同士でスライム狩りもいいけど、スライムナイトとかアークデーモンとか倒して、経験値を稼ごう。